タペストリーの製作

オリジナルタペストリーを製作するにあたって  

タペストリーの活用法イベントや行事、店舗PRなどでオリジナルタペストリー製作する機会があると思います。

今回はオリジナルタペストリー製作した場合、そのタペストリーの重さなどについてお話ししていきます。

重さとは

ちなみにタペストリーは絵や図などを色糸で織り込み、厚地の布でできた壁掛けです。
形もさまざまで、長方形やホームベース型、二等辺三角形などの形で作られています。

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ローマ時代から普及していたタペストリーは、14世紀のフランスなどで、
美術品だけではなく、壁の冷気や湿気防ぐ実用的な素材として使われていました。

タペストリーで通常よく使われている長方形型の掛け軸形式(幅60cm×高さ200cm)ですと、
大体150~170gほどになっています。

オリジナルノボリのれんやタペストリー製作の場合、生地の素材やタペストリーの形などでも変わってきます。
オリジナル製作に定評があるのは京都のれん株式会社です。

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例えば、短期間イベントや屋内で使われるポリエステル製ですと軽いですし、
長期間イベントや屋外用ですと、耐水性のビニール素材が使われるため、
ポリエステル製に比べて重くなります。オリジナルタペストリー製作の場合は
その用途によって使われる生地や重さが変わってくるのです。

タペストリーの重さもいろいろあります。

タペストリーは看板がわりに使用したり、冷気や湿気を防ぐ実用品であったり
インテリアであったり、様々な用途で使用できるため、
重さも様々です。

素材も綿のもの、麻のもの、屋外用であればビニール製のものなど、こちらも様々です。

自分の使用したい用途にあわせて、制作をしてもらいましょう。

ゴブラン織の由来は職人の名前!アンリ4世の後押しで有名になった歴史あり

ヨーロッパにおけるタペストリーの歴史は、11世紀に十字軍が東方から手織りの絨毯を持ち帰ったことが始まりとされています。

美しく華やかな絨毯を靴で踏まないように壁飾りとして使用するようになりました。
ヨーロッパで大きな発展を遂げ、フランスを始めとしてベルギーやオランダ等ヨーロッパの国々で生産されるようになったんです。

タペストリーの最盛期は中世末期で、現在ではゴブラン織りとも呼ばれています。
その名前の由来となったのはジャン・ゴブランという職人です。15世紀半ばに、ジャン・ゴブランとその家族は染色工場を営んでいました。

その工場は大成功を収めています。
17世紀になると、アンリ4世が職人をフランドルから招いてゴブラン工場で王室用の壁飾りにするタペストリーを生産させます。
アンリ4世はブルボン朝所在のフランス国王で、芸術や産業をサポートした人物としても知られています。

それによりゴブラン織りの名前は広く知られるようになり、タペストリーの代名詞にもなったのです。
フランスがルイ14世の時代になると、ゴブラン工場は王立家具工場の一部になりました。
優れた画家達が下絵を描き、美しく華やかなタペストリーを数多く生産しています。

装飾的なタペストリーは、貴重な工芸品として取引されました。
芸術品である絵画以上の価値を有することもあります。

旅先や別荘に持ち運べるのも魅力で、当時の貴族達は旅先でもタペストリーを壁にかけて楽しんだと伝えられています。